こんにちは!リバさんです!
お金は離婚の原因に結構大きな影響がありますよね。
やっぱり、パートナーは不安になるようです・・・
最初は堅実な投資をしていたリバさん
リバさんは、株式投資を新卒くらいからしていました。
当時、一番良かったのが、イオンでリバさんが買った当時は10万円を切っていました。
今では27万円とかになるので、本当もったいなかったです。
イオンは株主優待として、オーナーズカードというのがもらえるので、
半年ごとにイオンの買い物で使ったお金の3%が返ってきていました。
月にイオンで食品等の買い物で毎月3万円使ったとして、
年36万円の3%なので、1万円は返ってきていました。
その上、配当が税引き後で年間2000円はあったと思います。
つまり、10万円の投資で、毎年10%近くの還元があったのです。
それが15年くらい前の話なので、もし今保持し続けていれば、
毎年、手元に帰ってくる現金が1万円以上となり、15年経った今では、
株の価格の上昇も相まって、
10万円のお金がが40万円もの資産になっていたことになります。
イオンは株数が増えると、還元率がさがる
ただ、イオンは特別な株主優待あっての還元率ですので、
実は、株数を増やすと実質の還元率は下がってしまうのです。
そのため、当時100株ではとても効率の良かったイオンの株以外にも、
検討しなければなと、リバさんは思いました。
ここから、リバさんの投資の歯車が、大きくずれていくことになるのです。
デイトレードは投資?
みなさんは、デイトレードという言葉はご存じですか?
Dayつまり、一日や短期間で株等を売買することを言います。
これは株を保持することで発生する、配当を享受するのではなく、
株そのものの売却益、いわゆるキャピタルゲインのみを得るために、
行う株等の取り引きのことを言います。
イオンの株で限界を感じたリバさんは、
このデイトレードを始めてしまいました。
始めたてのすぐは、ビギナーズラックもあって、
あっさり5000円もキャピタルゲインを得られてしまいました。
しかし、簡単に5000円を得るということは、
簡単に5000円を失うということです。
しばらく続けているうちに、5000円、1万円と負けが込んできます。
デイトレードはギャンブル性が高い
本来、投資というのは、お金に仕事をしてもらって、お金を増やすというものです。
本来、お金に仕事に仕事をしてもらうのには、時間がかかります。
一日やそこらで、お金に仕事をしてもらって、成果を得ようというのは、
虫が良すぎる話なのです。
株価にしても為替にしても、上がるか下がるかを予想するのは非常に困難です。
特に、日本銀行の政策や、海外の政策、海外企業の失敗で、
調子の良かった日本の株が急に下がることもあります。
もちろん、その逆で急騰することもあります。
その分、ギャンブル性が高いと言えるのです。
恐ろしい、信用取引の魔の手
信用取引はご存じない方も多いかと思います。
これは、分かりやすくいうと、株や為替を売買するときに、
株や為替の仲介会社さんが、お金を貸してくれることです。
申し込むと、結構簡単に、しれっと貸してくださいます。
本当、借金をしていることが分からないくらいしれっとです。
株の場合、大体自分の資金の3倍までの株を買えるようになります。
信用取引は借りたお金は返すの法則
信用取引は、借金で、その担保は売り買いした株です。
ですので、自分が買った株の価格が維持または、上昇しているときは良いのですが、
株の価格が下がってしまうと、自分の自己資金以上の担保の不足が発生します。
例えば、自分のお金が1万円だったのに、信用取引では3万円の株が買えます。
その1万円の株が1万2000円に上がると、6000円の差益となります。
一万円の自己資金では、2000円にしかならない差益が6000円になるなんて、
とてもすごいことですよね!
でも、1万円の株が8000円になったらどうでしょう?
自己資金1万円のみの場合は2000円の差益損で済みますが、
信用取引で3万円の株を買ってしまっていた場合、
6000円の差益損となります。
問題は自己資金と差益損の関係
では、見方を変えてみましょう!
信用取引では、上記の例で行くと、株価上昇で、
1万円が1万6000円になっていますが、
株価下降では、1万円がなんと4000円になってしまっているのです。
1万円が20%の株価の変動で、半分以下の4000円ですよ?
そして、信用取引では、自己資金が差額の6000円ほど不足しているとみなされます。
つまり、6000円不足しているから、6000円の自己資金を追加しなさい!となるのです。
これを追証(おいしょう)と言います。
信用取引で簡単に大金を失う
さて、このお話が10万円、100万円だったらどうでしょう?
追証が6万円とか60万円という話になってくるわけです。
もちろん、自分の予想通りに株価が推移すれば、
10万円が16万円に、100万円が160万円になるのですが、
予想の逆となってしまいますと、100万円が40万円になってしまいます。
天と地獄くらいの差を感じますよね。
これが信用取引です。
リバさんはこれで30万円の損失を出し、信用取引を卒業しました。。
増える額が大きいことが恐ろしいこと
最終的に30万円の損失なのですが、
当然、差益額が30万円以上プラスになっていたこともあります。
ただ、その際に利益を確定していなかったので、実際に30万円を手にしておらず、
この確定前の利益のことを含み益と言います。
これは、次の日には増えることもありますし、減ることもあります。
人間、欲が出ると30万円から増えるのではと思ってしまいます。
すると、次の日には少し減って、さらに次の日にはもっと減ってと・・・
含み益が0のなってもまた30万円になるのではと、
期待してしまい、今度は含み損が少しずつ増えていき、
最終的に資金の追加を求められる追証が発生して、
泣く泣く、損切をしてしまうというわけです。
リバさんの場合、その損切の額が30万円でした・・・
結婚後の資産は、夫婦共有
結婚後に築いた資産は、夫婦共有です。
資産が増えるのは良いことですが、
資産が減るというのは、喜ばしいことではありませんね。
独身で自分だけの資産であれば、誰も文句はないでしょうが、
二人の共有資産が大きく減ってしまうことは、大きな問題です。
夫婦がお互いに承諾の上での行動の結果、資産が減ってしまうのであればまだしも、
片方だけの思惑で、資産が減ってしまうことは、大きな火種となりかねません。
リバさんは2回目の離婚の数ある要件の一つとなってしまいました・・・
伝えたいことは
・信用取引は、ハイリスクハイリターンです。
・堅実な投資を目指すのであれば、信用取引はダメ絶対です!
・結婚後の資産運用は双方が納得できるものを行いましょう!
です。